TODAY'S GOALS
- ✓ノーコード自動化ツール(Zapier / Make)の仕組みを理解する
- ✓ChatGPTと他のツールをつなぐ自動化フローを設計できる
- ✓メール・スプレッドシート・Slackとの連携パターンを習得する
なぜ「つなぐ」ことが重要か
ChatGPTは「話しかけた人が使う」ツールですが、自動化ツールと組み合わせると「勝手に動く仕組み」に変わります。
Before: 毎朝メールを確認 → 内容を要約 → Slackに投稿(手作業 15分)
After: メールが届く → 自動でChatGPTが要約 → Slackに投稿(ゼロ秒)
この変換を実現するのが Zapier や Make です。プログラミング不要で、ブロックを組み合わせるように自動化フローを作れます。
Zapier と Make の違い
| 比較項目 | Zapier | Make(旧Integromat) |
|---|---|---|
| 使いやすさ | ◎ 直感的 | △ やや学習コストあり |
| 無料プラン | 100タスク/月 | 1,000オペレーション/月 |
| 柔軟性 | ○ | ◎ 複雑なフロー向き |
| 日本語UI | △ 英語メイン | ◎ 日本語あり |
| おすすめ | 初めて試すなら | 慣れてから or 複雑なフロー |
今日は Zapier をメインに使います。
Zapierの基本構造
Zapier のフローは「Zap」と呼ばれます。
トリガー(きっかけ) → アクション(行動)
↓ ↓
メールが届いた ChatGPTで要約する
↓
Slackに投稿する
1つのZapに複数のアクションを追加できます。
代表的な連携パターン
パターン1: メール要約 → Slack通知
Gmail: 新着メール受信
↓
ChatGPT: 「このメールの要点を3行でまとめてください」
↓
Slack: #お知らせ チャンネルに投稿
使いどころ: 情報共有の手間を省く。社内回覧メールを自動でSlackに流す。
パターン2: フォーム回答 → 分類・記録
Googleフォーム: 回答が送信された
↓
ChatGPT: 「この回答をカテゴリ分類してください: 問い合わせ/クレーム/要望」
↓
Googleスプレッドシート: カテゴリ列に記録
使いどころ: お問い合わせの自動仕分け。手作業でやっていた分類を自動化。
パターン3: 定期レポート生成
スケジュール: 毎週月曜09:00
↓
Googleスプレッドシート: 先週のデータを取得
↓
ChatGPT: 「このデータのポイントを分析して週次レポートを作成してください」
↓
メール: チームに自動送信
使いどころ: 毎週の定型レポートを自動生成。
Zapierの使い方(手順)
アカウント作成
- zapier.com でアカウント作成(Googleアカウントでも可)
- 無料プランで十分スタートできます
Zapを作る
- 「Create Zap」をクリック
- Trigger を設定:何をきっかけにするか(Gmail・フォーム・時間など)
- Action を追加:「ChatGPT by Zapier」または「OpenAI」を選ぶ
- ChatGPTのアクションにプロンプトを書く
- 続けてSlack・スプレッドシートなどのアクションを追加
- 「Test」でテスト → 問題なければ「Publish」
ChatGPTアクションのプロンプト例
以下のメール本文の要点を、3つの箇条書きでまとめてください。
日本語で書いてください。
件名: {{trigger.subject}}
本文: {{trigger.body}}
{{trigger.subject}} のように {{変数名}} でトリガーのデータを参照できます。
練習ワーク
Step 1: 自動化したいことを書き出す(15分)
自分の日常業務で「繰り返しやっている手作業」を3つ書き出します。
例:
- 毎日メールをチェックしてSlackに転記する
- フォーム回答をスプレッドシートに手入力する
- 月曜にデータを集めてレポートを書く
Step 2: 一番簡単そうなものを選んでZapを作る(60分)
以下のテンプレートZapから始めると簡単です。
初心者おすすめ: Gmail → ChatGPT要約 → 自分にメール送信
- Gmail トリガーを設定(特定ラベルのメールが届いたとき)
- OpenAI アクション「Send Prompt」を追加
- プロンプト: 「このメールを3行で要約してください。本文: {{body}}」
- Gmail アクション「Send Email」で自分に送る
Step 3: テストして動作確認(20分)
Zapierの「Test」機能でフローを実行し、意図通りに動くか確認します。
Make(旧Integromat)について
Makeは月1,000オペレーションまで無料で、より複雑なフローを組めます。
- シナリオ: Zapierの「Zap」に相当
- モジュール: 各ステップに相当
- ルーター: 条件分岐(「もしAならB、そうでなければC」)が使える
Zapierで物足りなくなったら Makeを試してみましょう。
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