カリキュラム ChatGPT 業務自動化 Day2
DAY
02
ChatGPT 業務自動化 · 上級

Zapier / Make で ChatGPT を業務に組み込む

⏱ 120分
TODAY'S GOALS
  • ノーコード自動化ツール(Zapier / Make)の仕組みを理解する
  • ChatGPTと他のツールをつなぐ自動化フローを設計できる
  • メール・スプレッドシート・Slackとの連携パターンを習得する

なぜ「つなぐ」ことが重要か

ChatGPTは「話しかけた人が使う」ツールですが、自動化ツールと組み合わせると「勝手に動く仕組み」に変わります。

Before: 毎朝メールを確認 → 内容を要約 → Slackに投稿(手作業 15分)

After: メールが届く → 自動でChatGPTが要約 → Slackに投稿(ゼロ秒)

この変換を実現するのが ZapierMake です。プログラミング不要で、ブロックを組み合わせるように自動化フローを作れます。


Zapier と Make の違い

比較項目ZapierMake(旧Integromat)
使いやすさ◎ 直感的△ やや学習コストあり
無料プラン100タスク/月1,000オペレーション/月
柔軟性◎ 複雑なフロー向き
日本語UI△ 英語メイン◎ 日本語あり
おすすめ初めて試すなら慣れてから or 複雑なフロー

今日は Zapier をメインに使います。


Zapierの基本構造

Zapier のフローは「Zap」と呼ばれます。

トリガー(きっかけ) → アクション(行動)
     ↓                      ↓
 メールが届いた         ChatGPTで要約する

                       Slackに投稿する

1つのZapに複数のアクションを追加できます。


代表的な連携パターン

パターン1: メール要約 → Slack通知

Gmail: 新着メール受信

ChatGPT: 「このメールの要点を3行でまとめてください」

Slack: #お知らせ チャンネルに投稿

使いどころ: 情報共有の手間を省く。社内回覧メールを自動でSlackに流す。

パターン2: フォーム回答 → 分類・記録

Googleフォーム: 回答が送信された

ChatGPT: 「この回答をカテゴリ分類してください: 問い合わせ/クレーム/要望」

Googleスプレッドシート: カテゴリ列に記録

使いどころ: お問い合わせの自動仕分け。手作業でやっていた分類を自動化。

パターン3: 定期レポート生成

スケジュール: 毎週月曜09:00

Googleスプレッドシート: 先週のデータを取得

ChatGPT: 「このデータのポイントを分析して週次レポートを作成してください」

メール: チームに自動送信

使いどころ: 毎週の定型レポートを自動生成。


Zapierの使い方(手順)

アカウント作成

  1. zapier.com でアカウント作成(Googleアカウントでも可)
  2. 無料プランで十分スタートできます

Zapを作る

  1. 「Create Zap」をクリック
  2. Trigger を設定:何をきっかけにするか(Gmail・フォーム・時間など)
  3. Action を追加:「ChatGPT by Zapier」または「OpenAI」を選ぶ
  4. ChatGPTのアクションにプロンプトを書く
  5. 続けてSlack・スプレッドシートなどのアクションを追加
  6. 「Test」でテスト → 問題なければ「Publish」

ChatGPTアクションのプロンプト例

以下のメール本文の要点を、3つの箇条書きでまとめてください。
日本語で書いてください。

件名: {{trigger.subject}}
本文: {{trigger.body}}

{{trigger.subject}} のように {{変数名}} でトリガーのデータを参照できます。


練習ワーク

Step 1: 自動化したいことを書き出す(15分)

自分の日常業務で「繰り返しやっている手作業」を3つ書き出します。

例:

  • 毎日メールをチェックしてSlackに転記する
  • フォーム回答をスプレッドシートに手入力する
  • 月曜にデータを集めてレポートを書く

Step 2: 一番簡単そうなものを選んでZapを作る(60分)

以下のテンプレートZapから始めると簡単です。

初心者おすすめ: Gmail → ChatGPT要約 → 自分にメール送信

  1. Gmail トリガーを設定(特定ラベルのメールが届いたとき)
  2. OpenAI アクション「Send Prompt」を追加
  3. プロンプト: 「このメールを3行で要約してください。本文: {{body}}」
  4. Gmail アクション「Send Email」で自分に送る

Step 3: テストして動作確認(20分)

Zapierの「Test」機能でフローを実行し、意図通りに動くか確認します。


Make(旧Integromat)について

Makeは月1,000オペレーションまで無料で、より複雑なフローを組めます。

  • シナリオ: Zapierの「Zap」に相当
  • モジュール: 各ステップに相当
  • ルーター: 条件分岐(「もしAならB、そうでなければC」)が使える

Zapierで物足りなくなったら Makeを試してみましょう。

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TODAY'S DELIVERABLE
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