TODAY'S GOALS
- ✓Custom GPTsの設計思想を理解し、目的に合ったGPTをゼロから構築できる
- ✓Instructions(システムプロンプト)を役割・制約・出力形式の3要素で書けるようになる
- ✓Knowledgeファイルを活用して社内情報を持ったGPTを作れる
Custom GPTs とは何か
ChatGPTには、自分専用に育てた「GPT」を作る機能があります。ChatGPT Plus または Team プランで利用できます。
Custom GPTs の強みは次の3点です。
- Instructions: GPTの役割・振る舞いをあらかじめ設定できる
- Knowledge: 社内資料・マニュアル・FAQ などをアップロードして「知識」として使える
- Actions: 外部ツール(Slack・Notion・独自APIなど)と連携できる(上級機能)
普通のChatGPTが「なんでもできる汎用AI」なら、Custom GPTsは「ある仕事に特化した専門AI」です。
設計の流れ
Custom GPTを作る前に、次の3つを決めます。
| 決めること | 例 |
|---|---|
| 誰が使うか | 営業チーム全員 |
| 何のために使うか | 提案書の下書き作成 |
| 何を知っていてほしいか | 商品カタログ・過去の提案書サンプル |
この3つが決まれば、設計の8割は終わりです。
Instructions の書き方
GPT Builderの「Configure」→「Instructions」に貼る文章です。以下のテンプレートを使いましょう。
## 役割
あなたは〇〇会社の営業担当をサポートする提案書作成AIです。
## できること
- お客様の課題を聞いて、提案書の構成を提案する
- 商品説明文を作成する
- 提案書の文章を磨き上げる
## できないこと・制約
- 価格の交渉や確定はしない
- 社外秘情報を外部に出さない
## 出力形式
- 提案書は「課題→解決策→効果→次のステップ」の順で書く
- 箇条書きより文章形式を優先する
- 丁寧語で書く
ポイント: 制約(できないこと)を書くと、意図しない回答を防げます。
Knowledge ファイルの追加
「Configure」→「Knowledge」→「Upload files」で資料をアップロードします。
使えるファイル形式:
- PDF(マニュアル・仕様書・カタログ)
- Word / Excel
- テキストファイル(.txt)
- マークダウンファイル(.md)
アップロードのコツ:
- 最新版だけを入れる — 古い資料は混乱のもと。バージョンを揃えてから入れる
- ファイル名を分かりやすく — 「商品カタログ_2026年版.pdf」のように日付を入れる
- テキストが埋め込まれているPDFを使う — スキャン画像のPDFは読み取れない
練習ワーク
Step 1: テーマを決める(10分)
次のどれかでCustom GPTを作ります。
- メール下書きAI — 状況を伝えると返信メール案を作る
- 議事録まとめAI — 会議メモを貼ると要点と議事録を整形する
- 商品説明AI — 商品名と特徴を入力すると説明文を3パターン作る
- 自分で考えたテーマ(業務に合わせて自由に)
Step 2: Instructionsを書く(30分)
上のテンプレートを参考に、役割・できること・制約・出力形式を書きます。ChatGPTに「このInstructionsを改善して」と投げても構いません。
Step 3: GPTを作る(30分)
- ChatGPT → 左サイドバー「My GPTs」→「Create」
- 「Configure」タブを選ぶ
- Name・Description・Instructionsを入力
- 必要であればKnowledgeファイルをアップロード
- 右側のプレビューでテスト
- 「Save」→「Anyone with a link」で保存
Step 4: テストする(20分)
完成したGPTに実際の業務シナリオで話しかけてみます。
- 思ったとおりの回答が返ってくるか
- 制約が守られているか
- 出力形式は使いやすいか
気に入らない部分があればInstructionsを修正します。
まとめ
Custom GPTsは「一度作ればずっと使える」のが強みです。Instructionsを磨くほど使いやすくなります。
完成したGPTのURLを提出フォームで共有してください。チームで使えるGPTのリンク集を作っていきます。
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